続続・一言だけ‘あのさぁ’

2018年07月31日

完全原稿って何だろう。

弊社は成形屋にも関わらず、印刷原稿を扱う機会が多い。
それは台紙の原稿だったり、印刷成形用の原稿だったり。

頂く原稿は‘完全原稿’という名目で頂くことにしている。
基本校正は出すが、場合によっては‘原稿なり’でも本生産にいける状態になっていると考えられるデーターである。

しかし時に、お客様の想定に反した色調が出てくることがある。
出力する機器が異なるのだから、ある程度は想定内である。
その想定内を超えて、反した色調が出ることがあるのだ。

こういう場合、この原稿に誰が修正を加えるのか?
出力する機器による色調の確認を行うために校正を出す。
その色が作成者の想定外ならば、それに合わせて原稿を修正していただくと言うのが弊社の基本スタンスである。
しかし時に、そこで考え方の違いが生じることもある。

昔、30年以上昔に私が印刷の営業を行っていた頃。

原稿は「版下と写真」の組み合わせが基本だった。
版下は版下屋が作った。

版下と写真を入稿すると、製版屋がポジフィルムを作った。
これを元に校正刷りを出した。

校正刷りに修正がある場合は赤字が入り、その指示のもとに製版屋がポジフィルムを修正した。
そして校了(責了)になれば、下版と称して刷版屋にポジフィルムが渡され本刷り用のPS版が焼かれた。

原稿作成者は基本、デザイン・レイアウトに責任を持ち、他の工程はその工程毎に分業化されていた。
それが今ではその間が抜かれてしまって、入稿→出校(印刷)となっている場合が多くなっている。

間がない分、出てきた色に関して誰が修正を加えるのかが曖昧になってしまうのではないだろうか?
ある時、原稿作成者は‘出力機器のくせの問題だから’と言う。
ある時、出力者は‘元の原稿のままだから’と言う。

完全原稿とは何だろうか?
時に思うことがある。

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初めての真空成形

私とお話しませんか。旅の恥は書き捨てと言います。表現が適当かは分かりませんが、私自身初めての現場に連絡を取るときはこんな気持ちです。私の経験上、必ずしも希望の情報が得られた時ばかりではありませんが、しない方がよかったと思ったことは一度もありません。少なくともそんな時にでも‘そこではうまくなかった’ということは分かるのですから。担当:鹿毛(かげ)
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