続続・一言だけ‘あのさぁ’
2015年05月12日5.122015
おめんを短期間で作る方法。
の一つだと思う。
実写面は、急げば100枚を2週間程度で作れる。
対象者の顔をスキャンして、そのデーターほぼそのままを使用して切削する。
一般成形品を違って、細かなサイズの縛りもない。
ケミカルウッドによる簡易型だが、3日間程で仕上がる。
その型を使って画像データーの修正。
人の顔の形は他の動物などに比して凹凸の起伏が小さい。
データーの修正はしやすい。
先日販売を開始した‘ねこ面’は修正に倍の時間を要した。
同時に抜型の作成。
ここまで出来てしまえば、ほぼ時間が読める。
実写面の場合、画像にて進行具合を確認して頂く。
方向性が間違いていなければ、大きな修正が入ることはまずない。
人の顔に絶対というものがないということもあろう。
また、‘余興’という使い道が多くを占めていることもその理由かもしれない。
型類の製作方法、そして進め方。
時間を短縮できる要素が揃っている。
ならば、同じことがキャラクターにも言えよう。
既製の造形物とその画像があれば、同じ手段が使える。
つまり100枚程度ならば、2週間程度で作れるということだ。
この作り方で注意しなければならないのは、その仕上がりが対象の造形物と画像に
かかってしまうということ。
ボコボコならボコボコに。
メリハリのないものならメリハリのないものに。
多少の修正は入れられる。
映像で言えばアニメと実写版。
前者は従来のお面の作り方、後者は前述した実写面的作り方。
好みは分かれるが・・・。
モノにもよるが短納期でキャラクターのお面を作成する方法として、検討の余地はあると思う。
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