続続・一言だけ‘あのさぁ’
2015年06月15日6.152015
紫陽花。
この週末、鎌倉に行ってきた。
いつもは墓参りのついで。
今回は観光と五分五分の姿勢で臨んだ。
墓石を磨き、お弁当を開く。
天気は良し。
うぐいすが鳴き、とんびが舞う。
いつもの光景。
いつもと違うのは、その後に観光が控えていたこと。
そして、車移動を外したこと。
今までに経験したことがないほどに混雑したバスで中心部に向かう。
下車して北に向かう。
一日目は、建長寺・円覚寺でスケッチをしようと決めていた。
初めての水彩色鉛筆。
そう、このスケッチ小旅行は、嫁さんに送った絵の具の勘違いから始まったのだ。
実は小学生のころ、近くの集会所で絵を習っていたことがある。
その頃をことを、懐かしく思っていたのだ。
描いているだけでは、変わりない色鉛筆。
これが水筆でなぞることにより、全く別物に変わる。
結局、円覚寺には17時半頃までいただろうか。
気づけば、私たち夫婦以外に参観者はいなくなっていた。
二日目。
早くに行動をし始めた。
一番でコインロッカーに重い鞄を閉じ込め、江ノ電で長谷へ。
長谷観音。
この観音様の前に出て、大きく深呼吸をする。
毎度の行い。
心が落ち着くのだ。
ふー、はーと。
この日の長谷観音。
整理券の配布。
整理券?
実はこの時期に、ここを訪れるのは初めてなのだ。
この参観者の数。
尋常ではない。
紫陽花。
渡された整理券。
私たち夫婦が紫陽花の小路に進めるのは一時間半後。
この時点で紫陽花は諦めた。
すでに観音様にはお会いしている。
紫陽花をバックに経蔵のスケッチを始める。
没頭。
さて、帰るかと整理券の待ち時間に何気なく目をやる。
入れるじゃないか。
没頭したんだなぁ。
嫁さんと二人、小路を上がる。
紫陽花の種類とはこんなにあったのか。
大仏様の背中も拝みに行くつもりであったが、紫陽花に変わった。
二日の鎌倉小旅行。
二人の気晴らしとなった。
Copyright © 真空成形品の制作|一誠技工舎
お疲れ様です。理想の夫婦ですね。
そうなりたいとは思っていますが・・・。