続続・一言だけ‘あのさぁ’
2016年06月02日6.22016
花束。
花束とは気障である。
ちなみに気障と書いて‘きざ’と読む。
初めて知った。
気障は誰かと言うと、それは私である。
ここ数年、嫁さんの誕生日には花束を贈り続けているのだ。
先日も贈った。
その花屋さんでのこと。
‘ 花束を贈るというのは素敵なことですね。’
返しに困った。
実はそう深く考えたことがなかったからだ。
が、咄嗟に口に出た言葉がこうだ。
‘ とても幸福な気持ちになれます。’
なんて気障な言葉なんだ。
が、今思ってもその気持ちには変わりがない。
視覚に、嗅覚に、豊かさを感じることができる。
喜んで受け取ってくれる彼女も、同じ思いに違いない。
と、気障男は思い続けている。
花瓶の花が、今美しい。
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