続続・一言だけ‘あのさぁ’

2017年10月30日

靴の代わりに濡れてくれる靴。

前回、長靴のことを書いた。
そのことで思い出したことがある。
亡くなった義父の形見分けで頂いたレインシューズのことである。

長靴ではなく、ビジネス用のレインシューズである。
時代物で今では見かけない形、今では使用しない生地で作られている。
何故この雨靴を頂いたのか、自分にも理由が見つからない。
あまりに時代遅れだったことに逆に魅かれたのかもしれない。

昨日も激しい雨模様。
何故この時期にこう続けて台風が来るのだろう?
そんな日は一日家にこもっていたかったのだが、そうもいかなかった。

夕方、嫁さんと近くのスーパーに出かけることになった。
台風は西から近づき、雨は一段と激しさを増している。
‘これはずぶ濡れだな。靴をどうしよう。’

布のスニーカーでは濡れに行くようなものだし、革靴では後が面倒そうである。
‘ああ、どうしよう’
そこで浮かんだのが、あの時代物のレインシューズ。

履いて出た。
みるみる生地の色が濡れて濃くなっていく。
嫁さんが言う。
‘やっぱりダメね。’

レインシューズとしては機能していないことを、履いている自分が先に感じていた。
つま先が冷たくなっていたのである。
果たして、帰宅し靴を脱ぐと濡れた靴下が顔を出した。

しかし、よくよく考えた。
もしスニーカーを履いて行ったら。
もし革靴を履いて行ったら。
そうだ、このレインシューズは他の靴の代わりに濡れてくれたのだ。

靴の代わりに濡れてくれる靴。
いつまでその役目を務められるかは分からない。
ゴムの長靴を買った時点でその時代物の役目は終わってしまうのかもしれない。

けれど、そのシューズは復活した。
濡れてくれる靴として。

Last time I wrote about Nagagutsu.I have been reminded of that.It is the rain boots gotten in the mementos of the late father-in-law.

It is rain boots for business, not Nagagutsu.The boots are made of the shape which is not seen now by the old-fashioned , and the cloth which is not used now. Why did I get this rain boots, I can not find a reason. I might have been attracted, it was too old-fashioned .

It was heavy rainy yesterday too. Why are typhoons coming back-to-back this time? I wanted to stay home for a day like this bad weather, but I couldn’t.

I went to a nearby supermarket with my wife in the evening. The typhoon was approaching from the west and the rain was becoming more heavier. `I’ll get soaked .Which shoes shall I wear? ‘

If I got out wearing sneakers made of cloth, I would get my socks wet in a flash. If I wore my leather shoes (it was comfortable old shoes), I would have to take care of the shoes. `What should I do?’ So, that was the old-fashioned rain boots that occurred to me.

I wore them. The shoes were wet, and the cloth became deeper in color very quickly. My wife said to me. `I knew it would be useless. ‘

I was feeling that it could not work as rain boots earlier than her. I felt my toes were getting cold. When I got home and took off my shoes, my wet socks appeared just as my feeling.

But, I thought well. If I wear sneakers, If I wear leather shoes・・・. I knew ! This rain boots were kind enough to be wet instead of other shoes.

The shoes being kind enough to be wet instead of the shoes. I don’t know how long it will be served. The old-fashioned will finish their role once I buy rubber rain boots.

But, that rain boots were back. As shoes being kind enough to be wet .

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初めての真空成形

私とお話しませんか。旅の恥は書き捨てと言います。表現が適当かは分かりませんが、私自身初めての現場に連絡を取るときはこんな気持ちです。私の経験上、必ずしも希望の情報が得られた時ばかりではありませんが、しない方がよかったと思ったことは一度もありません。少なくともそんな時にでも‘そこではうまくなかった’ということは分かるのですから。担当:鹿毛(かげ)
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